とりあえず無題

10代半ばの私は毎日、何だかよく分からない息苦しさに参っていた。匂いも色も何だか不透明で、上手く言葉で形容の出来ない何かがずっと付きまとう。それは大人になるにつれて軽くなったり、いつか無くなる物だと、その時は信じて疑わなかった
それから10年以上経って、その何だか分からない息苦しさの様な物は私が死ぬまで抱えていくものなのだと悟ったのだった
そして今に至る



江國香織の何かの短編集で、タイトルも覚えていないがそんな話があった

生活もそれなりに安定していて、自分の事を大切にしてくれる恋人もいる
それでも、仕事を終えて家に帰る何でもない時だとかにそれはやってくる
恋人に寄り添ってもらう気にもなれない、突然襲って来たその何かを主人公は自宅の台所で長ネギを刻みながらやり過ごす
刻みながらネギが目に染みて、涙も鼻水も出てくるけどかまわない
『私の孤独は私のものだ』
そう締めくくられるこの話、ずっと頭の片隅に潜んでる

大なり小なり様々な形や色や重さがありながら、この世界に生きづらさを抱えつつも大多数の人間は生きていくのだと思う

一番身近なようで結局他人というポジションのとある人が、太宰治の桜桃忌に私はこの世からオサラバしますと言っていて、有言実行に至ったかはもう分からない
何年かして、実は生きてましたってひょっこり戻って来るのを私は待ってる

いつかティファニーで朝食を

たまに読みたくなる漫画で、全話無料になってたのでまた読んでしまう

都会で働いてると朝からオシャレな飯を食べるんだなぁ、お金貯まらなそうだなぁと下世話な感想を浮かべてしまう
主人公はそれぞれいて、メイン主人公の麻里子は作中で多分一回くらいしか自炊してなかった
でも休日の朝にフラッと近場のパン屋にパンを買いに行く気軽さが羨ましい

東京で働く女性のリアルなのかはちょっと分からないけど
ある程度の欲求は割と簡単に満たせる反面、本当に欲しいものには理由つけて手を伸ばせない性格の麻里子は、私の年代の女性像としてはリアルな気もする

途中で話が迷走してるなぁって思う時もあったけど、でも人生って大体そんなもんだしこれもリアルよ

最終話の麻里子のエピローグ
結局菅谷とはすぐ別れ数年後。麻里子は婚約者とカフェで待ち合わせ、場所は麻里子が朝食にハマるきっかけになったカフェ
収まるところに収まって良かったねって思いつつ、ここでの麻里子と婚約者の会話が随分と薄っぺらくないか?と気になった(気にしすぎかな?)

でも気が合う二人で穏やかに食事を共にする事が出来る。麻里子が欲しかったのはこういう日常だったんだと思えば、良かったなって思うエピローグだった
みんな幸せであれ

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06/14 06:35 コメントしてくれた方へ

返信は追記にて
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過去の話をつらつらと

前回の夢の話で、結婚前にお付き合いした方の事を思い出した
相手からの強い希望で交際に至ったけど、なんか違うんだよなぁという気持ちがずっとあって
その人はメール魔で、即返信が無いと嫌なタイプだったから都度返信してたけど内容があまり面白くない(語彙力が乏しいというか)

メール魔あるあるだとは思うんだけど、自分が稼働してる時間帯はメールや電話に付き合わせて、こちらの都合はおかまいなしなのよね
何かの折に喧嘩?のような雰囲気になると、一方的に向こうのターンで暴言の限りを吐かれたり

最終的には『タヒねよ』とまで言われたら(そうか、私の存在が許せないのか)と解釈して「今までありがとう、さよなら!」って言うと『そうじゃない』と言われ別れ話を有耶無耶にされるという
もう少し寄り添って話を聞いてあげたら良かったなって思ったけど、一方的にタヒねとか暴言を吐いてくる相手と建設的な話は出来ないのでは?

思えば、この人は上記の様な感じで無意識に恋人をコントロールしていたのかもしれない
ただ私が相手をものすごく好きで、従わないと嫌われるかも…なメンタルじゃなかったから、相手は相当びっくりしただろう


そんな話はもはや笑い話だが、上記の人との話でいまだに解せない事があって
当時私には遊びたいゲームがあったが、ゲーム機が家に無かった
恋人の家にはそのゲーム機があって、じゃあ買ってうちで遊んだらいいじゃんと

でも人の家でわざわざやるのもなぁ…と思ってたら、立ち寄ったゲーム屋でソフトを買う流れになった

『ヨシオが遊びたいんだから、ヨシオが買ってね』

私そんなに遊びたい!的な気持ち押し出してたかな、と思いつつソフト購入
その後恋人宅でゲームをプレイ。ただあまりやった事ないタイプのゲームなので、上手く出来ないかもって言うと

『じゃあ、オレがやってるの見てて。女の子はこういうゲームの操作難しいだろうから』

みたいな事言ってゲームを遊び出す恋人と、腑に落ちないままそれを見る私
恋人がキリの良いところまでゲームを進めて、私が帰る頃に恋人が言う

『ソフトはうちに置いていっていいからね。ヨシオが好きな時に来て遊んでいいから』

おかしくないか?私が持ち帰れないゲームで。しかもほぼ自分が遊んでて。でも家に来たらいつでも遊んでいいって?他人の家で気兼ねなく遊べるわけないだろ…
せめてゲーム代の半分か、多少出してくれてもよくないか?って今でも思ってる
金欠の時に買わされたから、かなり根に持ってる
別れ話も2回くらい有耶無耶にされて、なんとか別れた後も連絡が来たけど拒否した
好きだと求められて付き合っても、どうにも出来ない相手もいるのだと勉強になった

無駄に長い話になったな

ホラゲみたいな夢の話

サイコな幽霊のストーカーに付き纏われる夢を見た

というメモを見つけた
5月くらいに見た夢だった

夢の中の私は一人称視点のゲームの主人公らしく、ショッピングモール?のような場所を歩いている
ふとスマホにメッセージを受信して、見知らぬ誰かとメールのやりとりが始まった

何回目かのメールで相手側の返信が異様に早い事に気付いてから、私から返信が遅れるとポルターガイストが起きるようになっていた
そしてスマホの画面がメール画面から切り替わらなくなり、これはヤバい相手とやり取りしてるなって思い始める私

試しにトイレに隠れてみると私を探すようなメールが入って、場所の特定をされるし連動するポルターガイスト
この辺りで相手は生きてる人間じゃなく、サイコな幽霊のストーカーだと確信する

ここから相手の攻略に乗り出す私
返信の仕方をそっけなくして逆上された所で、的確な謝罪を挟み込むと尚良し
ある程度の攻略が分かり始めると急に作業ゲーっぽくなる

とはいえ完全に攻略したわけでも無いし、終わりが見えないなと思い始めた頃に夢から覚めそうになる
良かった夢だったんだ。でも、もしかして現実でもこれが続いてしまったらどうしようなんて、そんな事も考えながら目を覚ました
わりとホラゲ界隈にありそうなゲーム展開な夢だった


そんな夢日記
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